安心安全に使える「新しい虫除け」

「ディート」をご存知でしょうか?ディートとは発ガン性もあるとされ危険性の高い薬品の一つ。ベトナム戦争中に枯葉剤として使用された物質の一種ともいわれ、強い突然変異性(遺伝子を変化させてしまう性質)や遺伝毒性(遺伝子に障害を与える性質)を持っていると言われています。

国によっては使用を厳しく制限されておりますが、日本では医薬品の虫よけがディート濃度が12%まで配合できるのに対して、医薬部外品は10%までです。

ディート濃度は虫除け効果の持続時間に影響すると言われ、5%の場合が約90分、100%では10時間だそうです。海外ではディート濃度30%などという高いものもあり、濃度80%になると車のシートを溶かしてしまうほどの作用があります。

近年では虫が嫌うハーブやディート以外の成分を用いて「ディート」を使わない虫除けが注目されています。ただし効き目が弱く短くなるため使い方は難しくなりますが安心して使えると評価を受け始めています。

PAGE TOP