丁寧に仕上げられる、鮮やかな赤いトマト

トマトも元は自然に成っていた果物、原産は南米のアンデス地方の雨が極端に少なくとても乾いたカラカラの乾燥地帯です。ロッソトマトの美味しさの理由はその原産地の気候にできるだけ近づけるように水分を徹底的に管理しコントロールしているところにあります。配合を繰り返し美味しく育つように進化したトマトが、必要最小限の水分しか与えられずにトマト本来の生存能力を引き出された時に奇跡のトマトが生まれました。

トマトが市腰でも多く水分を吸収しようと根を深くまで伸ばしたり、さらに実自体にも産毛のような毛を生やして空中の水分を吸収しようとします。そこまで枯渇したトマトが水分と栄養を存分に蓄えるのが実であるトマトです。そうして旨味が究極にまで凝縮されたトマトができます。

ただし生産が難しいということは誰しもが簡単に始められるわけではなく、ごく限られた生産者さんのみが生産できます。さらに通常は開花後60日前後で収穫しますが、ロッソトマトはさらにそこから1ヶ月程掛けて丁寧に育てます。水分が少ないため1本の樹に成るトマトは通常栽培の半分程度しか採れません。そうして生産量が限られているのに話題となってしまうため流通数量が非常に少なく店頭でも見る機会が無いため幻のトマトともいわれます。

ロッソトマトの旨みは肉厚な触感と歯触り、ゼリー状の部分の味の濃さたるやトマトらしからぬ美味しさです。トマトの味が分かる生はもちろんですが熱を入れる料理でも今までにない味に仕上がります。

濃厚なうまみと規格外の甘みに
程よい酸味も兼ね備える。

産地:愛知県JAひまわり管内

ロッソトマトの「ロッソ」とは鮮やかな赤という意味、この目に鮮やかで熟れたトマトを作るために通常の収穫より1ヶ月長く収穫を待ちます。その期間も通常のトマト以上に手間も時間もかけ続ける必要がある畑の宝石。

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