糖尿病に効果の兆し、阿波晩茶に期待の声

阿波晩茶はそもそも郷土茶のひとつで、通常の緑茶と同じ茶葉を材料にしながら乳酸菌を使って発酵をさせるという珍しい加工方法で、腸内環境によいとされてきました。味はやや酸味が強く、薬膳茶の多い中国茶のような風味もあり、いかにも「体に良さそう」という味なので、あまり全国には流通していませんでした。

流れが変わったのはテレビ番組で取り上げられてからです。微生物を使う特異なお茶の効果を検証したところ、糖尿病にも効果があったとされています。もちろん対象者は限定されているので効果があると明言できるほどでは無いですが、視聴者の多くの方をきっかけに一気に広まり品薄状態になってしまいました。在庫の無い理由は大量生産できないのも理由の一つで、限られた場所で独自の工程を経て作られるため生産期間を延ばしても間に合っていない状態だそうです。

きっかけはテレビ

以前から色々なテレビ番組にも取り上げられていましたが、直接的なヒットのきっかけはテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」。話題に火が付き、品薄状態になる事で他のテレビ番組でも特集する事になった模様です。

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